「不詳レセプト」で請求して返戻883件
昨年8月以降 マイナ保険証トラブルで
全国保険医団体連合会(保団連)の調査によると、マイナ保険証で患者の資格情報が確認できず、医療機関が「不詳レセプト」で請求して返戻されたケースが2025年8月以降に883件あった。同年11月に公表した前回の調査結果から55件増加した。
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不詳レセプトで請求し、返戻された医療機関は480カ所あった。返戻の理由は、「記載事項の不備」「保険者の相違」「該当者なし」など。保団連が29日に公表したマイナ保険証利用状況に関する調査の結果(最終報告)で明らかにした。
マイナ保険証のトラブルへの対応として厚生労働省は、マイナンバーカードでオンライン資格確認が行えない場合、被保険者番号などが不詳でも本人に資格申立書を記載してもらった上で「不詳レセプト」として請求できることを医療機関などに周知していた。
保団連によると、医療機関向けの当初の説明では請求する保険者や被保険者番号が不明の場合でも保険者の責任で資格を確認し、返戻されない仕組みとするとされていた。しかし、今回の最終報告で、25年8月以降に883件の返戻が発生していたことが明らかになった。
今回の調査は、保団連の会員医療機関を対象に同年10月14日-12月1日に実施。1万519医療機関から有効回答を得た。
マイナ保険証による資格確認でのトラブルは同年8月以降、7346医療機関(69.8%)で発生していた。トラブル内容では(複数回答)、「●(くろまる)で出る」が77.2%で最多。次いで「資格情報が無効」(50.9%)、「カード・リーダーの接続不良・認証エラー」(48.2%)、「有効期限切れ」(45.2%)などの順だった。
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